太極拳と「氣」

突きの威力はこうやって上げる! 記事

意味深なタイトルをわざと書いてみました。

太極拳は「氣」の運行が最重要です。

 

なんて・・・、

 

思っても見ないことを書いてみました。(大笑)

氣の運行、運用って、なんでしょう?

そもそも氣って、なんでしょうか?

体の中を循環させるとか、丹田から出てくる、とか、

いろいろといわれているこの「氣」ですが、

私が師匠から習った、陳發科 - 潘詠周系列の太極拳とは全く関係がありません。

以前に、丹田ばかりが重要視される という記事を別ブログで書きました。

丹田も「氣」と同様な感じで書かれることが多いですが、

この丹田の感覚というのも、よく言われるのが、

丹田を球体と知覚し、それが回転するかのように動作させる、と言うものです。

丹田の感覚は、アスリートであれば、意識していないだけで、誰でも認識できる、

といった、その程度のものです。

丹田の正体は、腸腰筋です。

腸腰筋の動く感覚が、あたかも下腹の中に球体のような知覚を発生させているだけです。

腸腰筋に感覚神経はなく、周辺にある何かしらの感覚神経が間接的に感知しています。

直接的に感知できないので、意識しづらいと言うだけですが、

それが分かったところで、太極拳の技が出来るようにはなりません。

ちなみに、氣沈丹田は絶対に行ってはいけない場合があります。あなたの師匠から聞いてください。命に係るときがありますから注意してください。

また、丹田を意識する為に、呼吸を使って、深く腹に吸い込み、下腹を圧迫させるところがあるようですが、これは大間違いですので、やめましょう。

痔、脱肛の原因になります。良いことなど何一つありません。むしろ逆に不健康です。

このブログでは、インスタ動画で技を掛けているところをアップしていますが、

技を掛けたときに「氣」の感覚があるかというと、全くありません。

例えば、套路をゆっくりと行ったとき、 丹田の感覚を感知できますが、

その感覚と、技を掛けたときの感覚は全く違います。

ちなみに太極拳では「氣歸丹田」と言いますが、

これは定式のときに、勝手にそういった感覚が出てくる、といったもので、

呼吸や意識でいちいち丹田の戻す、とか、落とす、なんて一切やりません。

氣歸丹田する感覚がない場合、それはただ単に練習不足か、套路を理解していないということです。

気功は太極拳と全く別物です。

武術気功は、やり方もありますし、効果もありますが、一般的に知られていないと思います。

以上のように、

「氣」「丹田」「気功」を持ち出して、太極拳を説明しようとする人がいましたら、

その意味を詳しく聞いてみたほうが良いかと思います。

 

 

タイトルとURLをコピーしました