座って行う柔術の型「居捕」

天神明進流柔術 居捕 天神明進流柔術

天神明進流柔術の居捕です。

その中から一つ「膝詰」です。

稽古生がやっているのを見て、ちょっと指導。

まずは稽古生の型稽古です。

これは・・・・、ダメですね・・・。

まず、左足を出して左拳にて当身を入れるところですが、

この稽古生は、一度左に重心を移し、右膝を引き寄せてから左足を出していました。

相手の右外側に入ろうとしているため、わざわざ一度身体を左に移動させているようですが、この動きが全てをダメにしています。

これで受けたところで相手は崩れません。むしろ相手の打ち下ろす軌道上にわざわざ自分が入ってしまい、相手にとって有利な位置に入っています。

受けたところで相手は強いままですし、相手にとって真横に位置するため、相手との距離が離れてしまい、突きも届きにくくなっています。全くいいことがありません。

次に、私がやってみました。

歩法は当会の秘伝のため、見えないように加工しました。

これでは何をやっているか、肝心なところはわからないためどうしようも無いのですが、一応解説します。

稽古生の動画では、相手の打ち下ろしに対して、座った状態から膝立ちになって受けています。

私の場合、座ったままほとんど動かず受けています。

受けた後、取った相手の腕を右へ捌きながら、左足を差し込みつつ当身を入れています。これで相手が崩れ力が出なくなります。相手の脇腹が大きく空くため、当身も入れやすいです。動画を比べてみてください。明らかに私の方が楽に当身を入れています。

そして歩法ですが、この場合「膝法」とでもいうのでしょうか、ここはブログ上では教えることが出来ません。

ですが、私のこの膝法は、第56代小野寺先生からもOKを得ております。かつてこのやり方をやっていたときに、先生は見ていましたが何も言いませんでした。技が掛かっていたので、何も言わなかったのでしょう。先生がにやりとしていたのだけは良く覚えています。

歩法は大事です。たぶん、このやり方でないとどうしても力が掛かってしまい、柔術ではなく剛術になってしまうと思いますが・・・。

引き続き、当会の皆さんは稽古していきましょう。

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