身ごなし:その2

天神明進流柔術の身ごなしの一つ、蜻蛉返り、空中転回です。

私たちはただ単に「蜻蛉」と呼んでいました。別名「猫受け」とも言います。

天神明進流柔術には、柔道のような受身はありません。なぜなら、受身を取らせないように投げる技しかないからです。

ですので、もし技に掛かってしまったら、自ら飛んで何とかするしかありません。

その空中での身ごなしを良くするために、この練習方法があります。

まずは動画です。

このように、手を着いての空中転回です。

但し、単なる空中転回ではありません。

立っている場所から、空中転回して足が着地するまでの幅が、畳半畳です。

つまり、畳一枚の長さで、2回飛べれば一人前、と云われています。

私も若いときは、何とか3回飛べましたが、今は2回ですね・・・。

なるべく足元に手を着地させて短い幅で飛ぶことで、飛ぶ距離を短くしていました。

こういった身ごなしを練習することで、空中での平衡感覚を身に付け、投げられたときのとっさの受身として体が反応するよう養成します。

昨日、厚木教室での練習日でしたので、そこで撮影してもらいました。

会議室なので、硬い床です。畳やマットの上ではありません。

アスファルトでも、コンクリでも、床でもどこでも出来ないと、まあ使えないでしょう。

私が入門した初日の稽古で、まず身ごなしをやらされたのですが、全ての身ごなしが出来た上に、前方宙返り、バク転、バク宙、とやったので、直ぐに型稽古に進むことが出来ました。(そこまで出来なくても、もちろん稽古出来たでしょうが・・)

そういえば、今年2月、ワールドウイング鳥取の合宿に行ったとき、小山裕史先生にいろいろと教わったのですが、そのとき小山先生の投げ技を体験させていただきました。

体がブワっと空中に浮き、投げられてしまうのですが、何回か投げていただいた後、小山先生から「君は撮影向きだね!空中での体の使い方が上手いよ。」とおっしゃっていただきました。(超嬉しかったです!)

たぶん、天神明進流柔術の、この稽古のおかげでしょうね。

ちなみに、バク転バク宙が出来なくても、蜻蛉返りが出来なくても、また、そこまでの運動神経が無くても、空中での平衡感覚を身につける練習方法が、中国武術にはあります。 

主に、子供に教えるやり方ですが、体が不自由でなければ、おおよそどんな大人でも練習することが出来る方法です。

相模原教室では、こういったことも指導しています。

やってみたい方は、お気軽にお越しください。

 

  

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