套路練習は、個別に、起点から開始しましょう。

套路

当会練習生なら、このタイトルを見て意味が分かるでしょう。

「わからん・・・」という練習生は、年明けの稽古で直接私に聞いてください。

さて、先週水曜日までで、相武會の今年の練習が終わりました。

私の仕事の都合上、年末に向けて忙しくなる為、という理由ですが、やっぱり正解でした。

今日は仕事がいきなり忙しくなり、仕事場から直接、伊勢原教室へ向かったとしても、間に合わない時間まで掛かってしまいました。

さて本題ですが、太極拳の練習では、ただ套路を最初から最後まで通すことが良い、と思っている方が多いです。

実はそれはあまり大した練習にはなっていないと私は思います。

套路を覚える、ということに関しては、良いこと、かもしれません。ですが、メリットはたぶんそれだけでしょう。

本来は、一つ一つの動作を対人稽古で試しながら使えるように持って行くことが、武術としての練習と言えるでしょう。

ですから、少なくとも一つの動作を繰り返し練習する必要があります。

例えば、以前紹介したように、攬扎衣を左右交互に何回もやる、とか、太極起勢と金剛搗碓(第一勢)を連続でやるとかです。

別にこれだけに限らず、どの套路動作でも、繰り返し出来ます。

このとき気をつけて欲しいことは、「起点から始まり、往復動作を取らない」ということです。

これは必ず守ってください。

守らなかった場合、ある症状を引き起こしてしまいます。

陳發科系統の太極拳であれば、必ず知っていなければならないことです。

ちょっと脱線します。

陳發科系統、って、実はたくさんあります。ほとんどの陳氏太極拳は陳發科系統、と言えますが、実はここにも問題があります。

いつの時期の陳發科に習ったか?ということと、拝師弟子か、学生か?という事です。

さらに、陳發科の弟子といわれる人たちから習ったから、陳發科系統だ、という方もいますが、これも問題で、その人(先生)が何をどこまで習ったか、が重要です。

その人の実力がこの程度だから、今はこの辺まで教えた、という教授方法なので、本来なら伝承者しか全てを知らないはずです。

当会最高指導者の山﨑寛先生は、潘詠周先生から直接習っていますが、なぜ山﨑先生が実力者なのか、なぜ潘詠周先生が実力者なのか、については、ちょっと公開してはやばいかもしれませんので、ここでは伏せておきます。

潘詠周先生が、陳發科から教授された過程に、その理由があります。

それを知っているのは山﨑先生なのです。太極拳なんてそこらじゅうに教室がありますが、私が山﨑先生から今も習い続けている理由は、そこです。

そしてそれを実技で示して、一撃で納得させられる実力をもつ、「マジで本物」だからです。

話を元に戻すと・・、

陳發科系統の太極拳であれば、知っていなければならない練習方法です。

ただ単に、套路を最初から最後まで通す練習に終始してしまうのだけは、もうそろそろ止めましょう。

たぶん・・・、ですが、実力もつきませんし、健康にもなりません。

 

 

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