実戦武術「鋭貫道」

鋭貫道

本会派は「鋭貫道(えいかんどう)」という武道を指導し、その普及活動を行っています。

本会派が指導する鋭貫道とは、無影拳という武術を基に流祖が作られた徒手武術です。

また、本会派で指導する居合(剣術)は流祖家伝のものであり、「影流刀道」と称します。これも流祖より伝授され、本会派で指導しております。

本会派代表は鋭貫道の継承者・総師範として、鋭貫道の指導、普及に努めています。

 

鋭貫道とは

鋭貫道は一般的な武道・武術と違って、いわゆる型や定位置を存在させず、またそれに囚われて個々の能力を押し殺してはいけないという基本的考えから成り立っています。個人の得手不得手、使い分けや組み合わせ、これら全てを其々が自作する事に意義があると考えております。

鋭貫道は、無影拳という拳法が基になっています。まずは無影拳の型の動作要領を基本として体を動かしていき、鋭貫道に必要な、基礎的な動きを身に付けて行きます。そして流派独自のいくつかの稽古方法によって、其々が自分の身体に合った独自の動作要領を修得出来るよう指導します。それと同時に、その人に合った単純な攻防動作をいくつか模索しながら指導し、実戦を想定した動きになるまである程度作っていきます。

それ故、他の武術流派と違って鋭貫道の場合、たくさんの型や型の順番を覚えなければならないという手間が無いので、自分に合った動作要領を最大限引き出して徹底的に稽古することに集中できます。このような鋭貫道独自の方法論があるからこそ、全く武術経験の無い初心者が短期間でレベルの高い身体操作を身に付けていくことが出来ます。

また本会派代表は、現在まで様々な武術に取り組んで来ており、古流剣術、古流柔術、沖縄空手、沖縄古武道、陳氏太極拳を身に付けております。これら様々な技や考え方を自らの鋭貫道に反映させている為、打撃技、関節技、武器術などあらゆる観点から其々の希望や特長に合わせた個別指導を行っております。

 

影流刀道とは

影流刀道とは、流祖家伝の居合術(剣術)です。
影流「剣術」とは言わず、刀道(とうどう)と称します。

一般的な剣術とは違い、刀の持ち方、構え方が独特です。
ほぼ全ての剣術は、皆さんご存じの通り、右手は鍔の下辺り、左手は柄頭辺りを持ちますが、影流刀道では基本的に「逆構え」と言って、刀身を下にして持ちます。
他にも「担ぎ太刀」といって、肩に担ぐ形もあります。(このページの下に写真あり)

刀の持ち方からもわかる通り、振り回して遠心力を使って相手を斬る動作はありません。
刀は体から離さず、防御としても用い、近接間合いに入ったら相手を斬る、といった感じの使い方になります。

それゆえに、独特の技や戦術を用います。
振り回す遠心力が要らない為、あまり腕の力を必要としません。
ほぼ全ての斬撃を回避する防御の刀でありながら、そこから確実に相手を斬る動作を繰り出せる絶妙の太刀筋を持っています。

身体の使い方は、鋭貫道と全く変わりません。
鋭貫道が出来れば、そのまま刀を持つだけです。習得は早いと思います。
本会派では、拳法(体術)である鋭貫道と、居合(剣術)である影流刀道を弊習します。

この影流刀道を出来るようになると、そのほかの武器術(棒、短棒、匕首や短刀、ナイフ等)もほぼ同じ要領で習得できます。
つまり、鋭貫道と影流刀道を習得すれば、だいたいどんな武器でも扱えるようになり、また、その辺にある手近な物をとっさの武器として応用できるようになります。

 

鋭貫道の普及目的とその意義

鋭貫道の普及目的は「犯罪被害者を減らす事」を第一としています。

これは本会派代表が鋭貫道を継承した際、流祖より託された事です。この時、その話に代表も大いに賛同しその旨を承ったと云う事でした。

鋭貫道を身に付け護身を実現することは、他者より被る何らかの暴力的な身体的被害や犯罪被害を回避する有効な手段になると私たちは考えています。昨今の日本国内における徐々に凶悪になる犯罪に対して、少しでもその被害者を減らしていく為、その防衛手段として鋭貫道を普及させていく事は、護身を実現する人を増やし、家族を守れる人を増やし、周りにいる大切な仲間達を守り、さらには地域や国家を守りたいという意識を持つ人を増やす事に繋がるのではないかと代表は考えるに至り、二代目の継承・襲名を期に活動することにしました。

また鋭貫道に取り組む事によって、武芸の向上だけでなく、自らの健康増進を目的としたり、人生を送る上での趣味として取り組んだりと、人によって様々な捉え方があるでしょう。どのような取り組み方であっても、皆で楽しく稽古する場を提供することも、本会派の意義の一つと考えています。
武道・武術ですから実力を身に付ける事が一番ではあります。ですが途中で止めてしまったらせっかくの稽古も無駄になってしまいます。厳しい稽古であっても楽しく取り組む事が出来れば無理なく長く続けられますし、いつの間にか自然に身に付いているものです。目指すところとしては「見た目は普通。だが戦ってみると思いのほか手強い」。多くの人にこれくらいの実力が身に付けば、犯罪被害も減らせるのではないか?と代表は思っているようです。

本会派の稽古は自由闊達を旨としております。とにかくお互いいろいろ質問し、いろいろと試し、とにかく体を動かす。どういった動きが自分から出てくるのかまずは動いて試してみる。他人を真似る、他人と比較するという邪念に邪魔されずにある意味自身の中に引き篭もって、自分自身と対話しながら稽古に励める。これが一番客観性を持って挑める稽古方法であり、鋭貫道稽古の中心的哲学であります。

稽古生の中には10年以上通っている方も数名いらっしゃいますし、入会してすぐの新人もいます。どなたが来ても安心して稽古出来ます。

 

お問い合わせ下さい。

鋭貫道を3回まで無料体験出来ます。

お問い合わせからご連絡下さい。後ほどご案内をお送り致します。

*本会の指導する武道は、主に剣術動作を基本にしています。木刀による剣術稽古を入会当初から指導致しますので、お持ちの方は木刀のご用意もお願い致します。

*初心者からの入会歓迎します。ほとんどの稽古生が未経験から始めています。

*最近、体験希望をした方の中で、当日突然キャンセルされる方がいらっしゃいます。またこちらに連絡も無く体験に来られない方もいらっしゃいます。いたずら、冷やかし等でのご連絡は一切お断り致します。

 

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