本日の超ショート動画。過去一短いです。
過去一と言ったところで、まだそんなにたくさんあるわけではありませんが…。
それではどうぞ。
↓
私が鋭貫道を始めた時、最初に習った技のうちの一つです。
相手の突きに対して、すれ違うように相手の後方へ入っていき、そこから相手の膝裏を蹴って崩し、いくつかの技へ移行します。
本来の形にならなかったので、これはこれで良しとしました。
この技で一番大事なところは、相手の突きに対してすれ違うように相手後方へ入っていくところです。
その時、相手の腕を掴んだり、押しのけたりせず、あたかも襖と襖がスッと「すれ違う」ように入るよう稽古します。
上手くいかない例として、相手の突きを避けようとして、身体が後ろに反ってしまい、次の蹴りの動作にうまく繋がらないと言った様子をよく見受けます。
実はこれは最初の立ち方に問題があります。
重心が前寄りだとそうなってしまいます。
相手の突きを避けようとしますが、初めから前寄りに重心がある為、前に出ようとする時に上体を反らさないと、相手の突きをかわせないからです。
鋭貫道の立ち方では、重心は後ろ寄りです。
この立ち方をうまく機能させることによって、戦略的に相手の間合いの認識を狂わせます。
ここが一番大事だと私は考えております。
上手くいかない稽古生は、100%重心が前寄りです。突きをかわしたと同時に相手後方へ入ろうと意識するあまり、ついつい前に重心が行ってしまうという訳です。
鋭貫道の立ち方が後ろ重心というところは、攻撃や防御を成り立たせる為の重要な戦略として機能します。
馬歩同様にとても大切な「技術」です。
なぜなら後ろに入られて何をされるか分からない状態で、いきなり蹴られると、反射的に膝カックンとなり、崩れたあと片膝立ちになることの方が多いと思っているからです。
さて、膝裏を蹴った時の相手の崩れ方は色々あると思いますが、動画のように完全に転がってしまうよりも、膝カックン的な反応で、蹴られた方の膝を折って片膝を立てた姿勢で、相手が持ちこたえる場合が多いと思います。
その片膝立ちになっている相手に対して、ある技に移行していくのですが、それはうちに来て入会した時に詳しくご指導致します。
3回まで無料体験できます。
お問い合わせから、「無料体験希望」と書いて送信してください。