こんな打撃、見た事がありません。

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もしあなたがそう感じたなら、それは当然のことです。なぜなら、今回ご紹介する打撃技術は、格闘技の試合はもちろん、打撃系の武術でもほとんど見かけることがない、極めて異端な技術だからです。

少なくとも私が知る限りでは、見たことがありません。
それでは動画をご覧ください。

これを見たあなたは「なぜこんな打ち方をするのか?」と疑問に思うかもしれません。これは、拳ではなく手首を折り曲げた状態で打つという、一風変わった、常識外れの方法を採用しています。

確かに、一発の威力は通常のパンチに劣ります。しかし、この打撃の真価は「威力」ではなく、「命中率」と「戦術的優位性」にあります。

なぜなら、その極小の動きと相手の「死角」を突く軌道により、気づかれないというメリットがあります。

この動画では、師範代が手で防御していますが、死角から来ることと、小さい動きの為、思ったよりも早く当たりますので、動画のように手で防御しようとしてもうまくいかない事があります。

この技術は、顎、鼻、こめかみ、鳩尾といった人体で最も打撃に弱い急所を狙い、気づかれないうちに2〜3連撃を叩き込む。これにより、あなたの「次の決定的な技」に繋げるための、確実な時間を稼ぎ出します。

「ほとんど見ない」からこそ、「使えるとほぼ間違いなくヒットさせられる」最強の武器になります。

こんな「裏技的打撃」のメカニズムとその具体的な使い方を知りたいっていう人、果たして何人いるのでしょうか?

いや、誰もいないかな…。

でも、もし万が一、そういった奇特な方がいらっしゃいましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。

変わり者同士、一緒に稽古しましょう。