自己紹介です(最終回)

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鋭貫道の強さ

鋭貫道は打撃主体の武術です。動きが速く、打撃力も強い。それでいて腕力に頼らない、独自の戦術を持っています。
また、瞬間的にではありますが、自分を超える力を引き出してしまう武術だとも認識しています。

言ってしまえば「命の前借り」——今この瞬間に命を削って力を引き出すような、そういう側面があります。

美しい型があるわけでも、何百年もの歴史があるわけでもありません。基になった武術には歴史がありますが、鋭貫道は師匠が現代人に合わせて作り上げた、新しい武術です。

ただ、師匠の実戦経験から証明されたものと、そこから導き出された哲学がある。それだけの武術です。

鋭貫道を広めていく

流祖の「犯罪被害者を減らしたい」という静かな願い。
私が目指す「見た目は普通なのに、実はとても手強い」身体と心。
その手強さは、自分自身をよく知っていることから生まれます。
そんな人が一人でも増えれば、社会全体が少しずつ安心できる場所になると信じて、鋭貫道を広めていくことを決めました。

これまで私が身につけてきた武術も統合し、投げ技、関節技、武器術、杖術も今後は伝えていくつもりです。
剣術については影流刀道があります。刀身を下にして構える、一風変わった剣術です。
鋭貫道と親和性が高く、同じ身体操作で扱うことができます。

「強くなりたい」人も、「体を整えたい」人も

強くなりたいという方はもちろん、健康志向の方も大歓迎です。

他流派の武術をやっている方も歓迎します。他流派をやっている方であれば、参考になる技術や考え方がきっとあると思います。かつての私もそうでした。鋭貫道を習ったことで、柔術や太極拳への理解が深まりました。

これまで培ってきた武術をそのまま活かしながら、鋭貫道の技を融合させて「自分の技」へと昇華させる——私はそれができると考えています。型を持たない鋭貫道の利点は、まさにそこにあります。

稽古はとても楽しいものです。続けていくうちに、今まで動かなかったところが動くようになり、できなかった技ができるようになっていきます。するとなぜか、気持ちにゆとりが生まれ、自分の感情を落ち着いて扱えるようになってくる。身体の内側から、静かに変化が起きてくるのです。

身体を鍛え、調整していくことは、考え方や行動にも直結します。嫌なことが続けば腹が痛くなり、悩みが重なれば体のあちこちに不具合が出る。そういった心と体のつながりを、稽古を通じて整えていくことも、雙武會の稽古の本質だと思っています。

終わりに

ずいぶん長くなってしまいました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
よろしければ、ぜひ一度体験に来てください。一緒に稽古しましょう。