「武術は若いうちに始めるもの」——そう思っている方は多いかもしれません。
たしかに、20代の頃に比べれば体力や瞬発力は落ちてくる。それは否定できないことです。
しかし、40代から武術を始めることには、若い頃にはない固有のメリットがいくつかあります。
身体を「力」ではなく「構造」で動かすようになる
20代の頃は、多少無理な動きでも筋力や体力でカバーできてしまいます。
ところが40代になると、そのごまかしが利きにくくなってくる。これは一見デメリットのように思えますが、実は武術の習得においては大きな利点になります。
力まかせに動こうとしても通用しない分、身体の構造を使った合理的な動き方を自然と探るようになるからです。
鋭貫道の稽古でも、筋力に頼らず全身を連動させて力を生み出すことを重視しています。
40代の身体は、むしろそのような動き方を覚えやすい下地があるとも言えます。
「なぜそう動くのか」を理解しながら学べる
20代の頃は、理屈より先に身体が動いてしまうことがあります。吸収は早いけれど、深く考えずに覚えてしまう。
40代になると、物事を自分なりに咀嚼しながら学ぶ習慣が身についています。
武術には「理合い(りあい)」と呼ばれる、動きの根拠や理屈があります。なぜこの構えなのか、なぜこの角度で打つのか。40代はその理合いを理解しながら稽古を積むことができるため、表面的な動きの模倣ではなく、本質的な技の習得につながりやすいのです。
護身という目的が、より切実にある
10代・20代の頃と比べ、40代は守るべきものが増えています。家族、仕事、日常の生活。そのどれもが、突発的な犯罪や暴力によって脅かされる可能性をゼロにはできません。
雙武會が鋭貫道を普及させる目的の一つは、犯罪被害者を減らすことにあります。
競技で勝つためでも、強さを誇示するためでもない。
日常の中で、自分と大切な人を守れる実力を静かに備えていくこと。その目的意識は、40代の方が最も自然に持てるものではないかと思います。
年齢を重ねても上達し続けられる
スポーツの多くは、ある年齢を境にパフォーマンスが落ちていきます。
しかし武術は、身体の使い方の精度を高めていくものですから、年齢とともに深まっていく側面があります。
鋭貫道の稽古には、「若い頃がピークではない」という考え方があります。
40代から始めても、50代・60代になるにつれて動きの質が上がっていく。そういう武術のあり方は、長く続けるほど意味を持ってきます。
始めるのに、遅すぎることはありません。
必要なのは体力よりも、やってみようという気持ちの一歩です。
厚木・愛川周辺で興味をお持ちの方は、まず無料体験にいらしてください。経験不問、年齢不問。あなたの身体に合った動き方を、一緒に探していきます。
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