身体で覚えることが、いちばん深く残る。
武術では、頭で理解することも大切ですが、それだけで身体が動くようになるわけではありません。
同じ動きを何度も繰り返しながら、自分の重心や呼吸、力の入り方を感じ取っていく。
少しずつ余計な力が抜け、以前より自然に動けるようになる。
雙武會では、そのような変化を大切にしています。
すぐに技をたくさん覚えることよりも、一つの動きを丁寧に行い、自分の身体に残していくことを重視します。
速さや強さだけではなく、自分の身体を知ること。
それが、護身にも、健康にも、武術を深く研究することにもつながっていきます。
雙武會(そうぶかい)について
雙武會は、神奈川県厚木市・愛川町を中心に活動する武術会派です。打撃を中心とする鋭貫道を軸に、影流刀道、古流柔術、武器術を総合的に稽古する「鋭貫道クラス」と、身体内部の感覚を丁寧に養う「陳氏太極拳クラス」を設けています。
雙武會という名前について
「雙」は、「双」の旧字体です。
二つのものが一つの組になる、という意味があります。
雙武會では、徒手武術と武器術、強さと柔らかさ、技術と身体感覚を、別々のものではなく、互いにつながるものとして学びます。
名前には古風な印象がありますが、稽古は経験の有無にかかわらず、どなたにも開かれています。
雙武會が追求していること
私たちが追求しているのは、「人間にとって最も自然で合理的な身体の使い方とは何か」という問いです。
筋力や勢いだけに頼るのではなく、姿勢、重心、股関節、呼吸、脱力、全身のつながりを見直すことで、身体はより自然に、より自由に動くようになります。武術の技を覚えることだけではなく、自分自身の身体を知ることを稽古の中心に置いています。
複数の武術を学ぶ理由
鋭貫道、影流刀道、古流柔術、武器術、陳氏太極拳は、それぞれ異なる特徴を持っています。
鋭貫道では、打撃、間合い、入り方、素早い判断を学びます。影流刀道では、刀を通じて姿勢や体捌き、武器術全般に通じる手の内の感覚を養います。古流柔術では、崩し、投げ、関節技を学び、武器術では、素手とは異なる距離や道具の扱いを経験します。陳氏太極拳では、ゆっくりとした動きの中で、重心移動、弛緩、呼吸、身体内部のつながりを深く見つめます。
これらをばらばらに教えるのではなく、共通する身体原理を見つけ、互いに補い合わせることが雙武會の稽古です。
鋭貫道の継承と普及
鋭貫道は、初代流祖が実戦経験を通じて培った知見を、護身のための武術として体系化したものです。その根底には、「犯罪被害に遭う人を少しでも減らしたい」という願いがあります。
現在、雙武會代表は鋭貫道二代目継承者として、その技術と思想を受け継いでいます。護身とは、相手を倒す技術だけではありません。危険を察知し、避け、落ち着いて対処するための判断力も含まれます。稽古を通じて、技術とともに、自分の身体と心を整える力を育てていきます。
目指すのは、自然で手強い人
雙武會が目指しているのは、「見た目は普通なのに、実はとても手強い」人です。
必要以上に力まず、感情に流されず、周囲をよく見て、状況に応じて自然に動けること。その手強さは、強さを誇示することではなく、自分自身をよく知り、落ち着いて行動できることから生まれます。
自由闊達な稽古
雙武會では、「自由闊達」を大切にしています。決められた答えを一方的に覚えるのではなく、実際に身体を動かし、試し、確かめながら学びます。
初心者と経験者が同じ場所で稽古しますが、内容は一人ひとりの体格、経験、目的、身体の状態に合わせて調整します。互いを尊重しながら、自分の課題に取り組める場所を目指しています。
代表者について
雙武會代表・白怒火眞一朗は、鋭貫道二代目継承者です。古流剣術、古流柔術、沖縄空手、沖縄古武道、陳氏太極拳などを学び、それぞれの技法を比較しながら、自然で合理的な身体操作を研究してきました。

初めての方へ
実戦的な武術を学びたい方には、鋭貫道クラスがあります。身体感覚を丁寧に磨きたい方には、陳氏太極拳クラスがあります。どちらも未経験から始められ、2回まで無料で体験できます。
