最近、雙武會の鋭貫道クラスに女性の参加が少しずつ増えてきました。
先日は、ご家族で体験に来られた中から、ご夫婦と高校生の娘さんの3名が入会されました。ご家族が雙武會を選んだ理由は、家族みんなで一緒にできることを探していたこと、身体を動かしながら護身術も身に付けられること、そして家族で続けても費用の負担が大きくないことでした。
また、別の日には女性が一人で体験に来られました。
その方が武術に興味を持ったきっかけを聞いてみると、少し意外な答えが返ってきました。
YouTubeで武術関係の動画を見ていて、有名ユーチューバーの動きを見て「格好いい」と思ったそうです。それで自分も何かやってみたくなり、近くで習えるところを探したところ、雙武會を見つけたとのことでした。
私はこれまで、女性に武術を紹介するのであれば、「護身術として役に立ちます」「健康にもよいです」「運動不足の解消になります」といった伝え方が必要だと思っていました。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし今回、改めて思いました。
「武術って格好いい。私もやってみたい」
それだけでも、十分な理由なのです。
強くなってみたい、でもいい
武術を始める理由に、立派な目的は必要ありません。
自分の身を守れるようになりたい。身体を鍛えたい。運動不足を解消したい。家族と一緒に何かを始めたい。
あるいは単純に、
「強い人って格好いい」
「自分にもこんな動きができたら面白そう」
そんなところから始めてもよいと思います。
私自身、武術が好きだから長く続けています。稽古そのものが楽しく、技を研究したり、身体の動きを考えたりすることが好きです。
ですから、「健康のために頑張らなくてはいけない」と考えるより、「面白そうだからやってみたい」という気持ちの方が、案外長く続くのかもしれません。
武術は男性だけのものでもありませんし、若い人だけのものでもありません。
40代や50代から「ちょっとやってみたい」と思って始めてもよいのです。
鋭貫道は力比べをする武術ではありません
女性が武術を始めようとすると、「男性ばかりではないか」「力が弱くてもできるのか」「痛いことをされないか」と不安になる方もいると思います。
鋭貫道では、腕力だけに頼った稽古をするわけではありません。
立ち方、重心移動、歩法、間合い、身体のつながりなどを使い、なるべく無駄な力を使わずに動くことを学びます。突きや蹴り、攻撃の捌き方、崩し、関節技なども稽古しますが、最初から激しく打ち合ったり、無理に痛い技を掛けたりすることはありません。
その人の年齢や体力、身体の状態に合わせて進めていきます。
また、雙武會では決められた形を全員が同じように再現することを目的としていません。自分の身体をよく観察し、自分にはどのような動きが合うのかを探していきますので、男性と同じ力や動きを目指す必要もありません。
自分の身体で、自分なりの武術を身に付けていけばよいのです。
家族で一緒に始めるのも面白い
今回入会されたご家族のように、家族で一緒に武術を始めるというのも、とても面白いと思います。
同じ稽古をしていても、お父さん、お母さん、娘さんでは身体が違います。当然、得意なことも違います。
それぞれが違う身体で同じ武術を学び、時には一緒に稽古する。家族共通の趣味として身体を動かし、その上で護身術まで身に付くのであれば、一石二鳥かもしれません。
雙武會では、同一世帯から複数名で入会される場合の負担を抑えるため、家族割も設けています。
「家族で何か一緒にやってみたい」という方にも、武術は一つの選択肢になると思います。
日曜日の朝、ちょっと武術をやってみませんか
鋭貫道クラスは、主に日曜日の午前中に愛川町や厚木市で稽古しています。
武術を始める理由は、人それぞれで構いません。
護身術を身に付けたい。
身体を強くしたい。
運動不足を解消したい。
家族と一緒に何かやりたい。
そして、
「武術をやっている人って格好いいから、私もやってみたい」
それも立派な理由です。
実際にやってみなければ、自分に合うかどうかは分かりません。雙武會では無料体験を2回まで行っていますので、まずは普段の稽古に混ざって身体を動かしてみてください。
一人での参加でも、ご家族での参加でも大丈夫です。
「ちょっと面白そう」と思った方は、その気持ちのまま、一度体験に来ていただければと思います。


