太極拳の護身術的な使い方

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今回は、陳氏太極拳の二套砲捶(にとうほうずい)に出てくる「搬欄肘(はんらんちゅう)」を使った、簡単な護身術をご紹介します。

まず、二套砲捶について簡単に説明します。

私が学んだ陳氏太極拳には、二つの套路があります。一つは頭套十三勢(とうとうじゅうさんせい)、もう一つが二套砲捶です。

陳氏太極拳には、もともといくつか套路があったようですが、現在では主にこの二つが伝えられています。また、「忽雷架(こつらいか)」は一路を速く激しく行う稽古法だと教わりました。私の理解では、二套砲捶を教わっていなかったか、失伝したか、伝わっていないため、その代わりとして発展してきたものではないかと思っています。

搬欄肘は、身体の動きに合わせて両腕を大きく振る動作です。

一般的には打撃として解釈されることが多い技ですが、実は腕を掴まれたときの返し技としても非常に有効です。

動画の最初の動作も、搬欄肘をそのまま行っているだけです。套路通りに動くだけで、掴まれた腕を自然に外し、その勢いで相手の体勢も崩れます。

搬欄肘は、上段・中段・下段と、高さを変えて使えることも大きな特徴です。動画では、掴まれた位置に応じて下段や中段で使っていますが、下段で掴まれた腕を上段の搬欄肘で外すこともできます。

また、一度反対の手で相手の腕を軽く叩き、反応を起こさせてから、そのまま搬欄肘の動きを続けるだけで、相手は大きく体勢を崩します。

これくらいの技であれば比較的習得しやすく、実用性も高いと思います。相手を必要以上に傷つける危険も少ないため、護身術としても扱いやすい技です。

腕を掴まれたとき、多くの人は掴まれた腕だけを動かして外そうとしたり、反対の手で相手の手を外そうとしたりします。しかし搬欄肘では、まず両腕を同時に振ることで体幹が動き始めます。その身体全体の動きによって腕がさらに大きく振られ、全身を使った力へとつながっていきます。

つまり、腕だけで外しているのではなく、身体全体を使っているため、見た目以上の威力が生まれるのです。

こうしたことは、一人で套路を練習しているだけでは、なかなか実感できません。実際に相手に腕を掴んでもらい、その場で技を試してみることで初めて、「なぜ套路がこの動きになっているのか」が理解できます。

套路を一人で行う感覚と、実際に相手に使う感覚は、まったく別のものです。だからこそ、套路と対人稽古の両方が大切なのだと思います。

身体の動きは、文章や動画を見るだけではなかなか身につきません。実際に相手と向き合い、自分の身体で確かめることで、初めて理解できる感覚があります。

雙武會では、そのような身体の使い方を、一つひとつ丁寧に指導しています。

厚木市、愛川町で活動しています。県央地区近隣の相模原市、海老名市、座間市、平塚市、伊勢原市からもお越しいただけます。

武術経験の有無は問いません。身体の使い方や護身術に興味のある方は、ぜひ一度無料体験へお越しください。

鋭貫道クラス 体験案内
2回まで無料で体験できます。毎週日曜日の朝9時、愛川町1号公園体育館で稽古しています。(場所は変更することがあります。詳しくはサイドバー「稽古場所」カレンダーでご確認下さい)動きやすい服装で、手ぶらでも来ていただけます。まず見学だけでも歓迎…
陳氏太極拳クラス 体験案内
2回まで無料で体験できます。毎週日曜日の朝9時、愛川町1号公園体育館で稽古しています。(場所は変更することがあります。詳しくはサイドバー「稽古場所」カレンダーでご確認下さい)動きやすい服装で、手ぶらでも来ていただけます。まず見学だけでも歓迎…